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ウシュアイア 四日目
<国立公園を歩き、「世界の果て」列車に乗る>
今日は一日国立公園を歩き回り、夕方に観光列車に乗る計画。
ウシュアイアはアルゼンチンの南端というだけで、まだ南にチリの土地も南極もあるんだけれど、とにかく何にでも「世界の果て」(Fin del mundo)と名前を付けたがる。で、昔のトロッコ跡に走らせている列車も Tren de fin del mundo だ。まあ、流石にここより南で走ってる列車はなさそうだが。
ウシュアイアの街は、港から背後の山へと続く斜面だけでなく、左手の丘を越えた奥にまだまだ広がっていた。山へと続く斜面の街も、丘一つ上がる度に別の街並みが広がり、港から街路を数本上がっただけでは分らない。結構広い。郊外に来ると草原の上にカラフルな家が立ち並び芝生にラグビー・コートまである。国立公園に近付くと道はダートになる。広い河原の草原に馬達がりらほらと見える。北海道と比べても夏の短いこの地の冬はどうなるのだろう。一度雪に埋もれた季節に訪れてみたい。
朝、Body社のバス(送迎のワンボックス車)と交渉して、往きをTrain Station(「世界の果て」列車駅)、帰りをHarbor(昔の積出港跡)にして貰ったのだが、公園入口まで行くと列車は16:00でないと来ないとの話。行程を逆にして、Harborまで送って貰い、17:00 Train Station に迎えに来て貰う事にする。
<国立公園>
「火の島国立公園」看板
マゼラン海峡以南の島は「火の島」(Tierra del fuego)と呼ばれていて、ここも「火の島国立公園」。
ビーグル水道から見たパタゴニアの山々も素晴らしかったが、自分の足で歩くとまた違う。次々と現われる森、枯木林、湖、沼、山々、港、ビーバーのダム湖。そして馬、狐、駝鳥といった生き物達。それらがまた別の貌を見せる。標高ゼロからの海岸地帯なのだけれど、植生も山々も高山の気配だ。低い丘陵の森林地帯を歩くと、枯木林の向こうや木々の陰で馬達が草を食みブルルと鼻息を立てる。
パタゴニアの山。標高ゼロメーターなのに高山の趣。

ビーバーのダム(でかい!一杯ある。)
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変な草地--何?これ
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兎

黒兎
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昼飯時にやってきた雀(?)

湖畔の鳥
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水辺の鳥達

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宿木(ヤドリギ)その一
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宿木(ヤドリギ)その二
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桟橋

<「世界の果て」列車>
「世界の果て」列車 路線図(下部の漢字とカナは私が画像に書いてます)
公園は難易度並のルートだがタイムは結構シビヤ。いつものペースで歩いて山程写真撮って(山程消して)それでもほんの少ししか先行できない。これで普通はコース・タイムより一割は先行できるのに。
駅に一時間前に到着するつもりだったけど三十分しか先行出来ず。
やってきた列車
十六時に列車は来て、問題なく乗れた。本来往復で乗る列車の帰り片道だけなので少々気忙しいが、そんな乗客の事も考慮して充分時間をとってくれる。でも、片道\2,000(相当)は高い。
発車駅に十七時十分頃に着いたが迎えのバスが居ない。そんな気はしてたのだ。少し待って、列車(会社)の女性に電話をして貰うと、すぐにやって来た。『俺は公園側の駅だと思ってた』と地図で示しながらオヤジは豪快に笑う。揉め事になる場合も多いのだがここは違う。良い国だ。
移動日(ウシュアイア → カラファテ)
<ウシュアイア(午前)>
午前中洗濯するつもりだったのに、今日は祝日でランドリーもみんな休み。ホステルには乾燥機がないので無理。諦めてカラファテ行き飛行機の出発までホステルで豪人のオジサンと過ごす。
<カラファテ(夕方)>
カラファテに着いてから気が付いた。これから何日かは早朝から日暮れまでツアーかバス移動になるうえ、あさってから二日は登山基地の小さな町なので銀行が無さそうだ。今日のうちにA$(アルゼンチン・ペソ)の現金を作っておく必要がある。しかも沢山の予約も今日ツーリストが閉まる前に済まさないといけない。明日はペリト・モレノ氷河ツアーに行って(これはホステルで予約済)帰って即エル・チャルテンへバスで移動し、さらに翌日は馬に乗ってフィッツ・ロイの見えるところまで登りたいのだ。
ホステルにチェックインして直ぐATMの場所を聞き、急いで行く。が、Citiカードが使えない!ATMブース入口のリーダーは読むのにATMは読まない!(実は入口のリーダーはカードなら何でも良いって話がある。)旅行前に各種カードを海外引落し禁止にして来たから、後はVISAしか使えない。VISAで海外キャッシングすると手数料取られて高くつくんだよな、下落傾向の通貨でない限り。が、他に手は無く、今回の旅は何度かVISAでキャッシングする。(でも、結局最終的には割安だった。意外。)
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