サン・ペドロ・デ・アタカマ → チリ・ボリビア国境 → ベルデ湖(LAGUNA VERDE) → → TERMAS(温泉) → コロラダ湖(LAGUNA CORORADA) <標高四千五百メートル>
今日から、今回の旅の大きな目標の一つ世界最大の塩湖ウユニ湖へ向かう。標高三千六百〜四千五百メートルの荒野を三日掛けてRVで踏破する。何日も掛けて高度順応してきたんだから、しっかり眼を見開いて素晴らしい世界を脳裏に刻み付けなきゃ。高山病ひどくなっても逃げる場所は無い。 チリ側の国境 ツアー会社 CORDILLERA は、予約時に英語ガイドが有るとの条件で選んだのに、ガイド兼運転手クリスピンは英語を喋らない。嘘つきめ!──が、幸いな事に同乗二カップル四人のうち三人が西語を喋る英語ネイティブ。もう一人も英語を喋る。一人はコスタリカ(西語圏)でガイドをしている程スペイン語が堪能な米人ジュリー。同僚がチャーリー(思わずスヌーピーの主人をイメージするけど、全然違って若いハンサムボーイ)。カナダ人イアン(英語圏)はカヤックのガイド&教師をしていて仏語・西語を喋る。サン(本当はもう少し長いインド名だけど憶えられず──仏語圏)も英語OK、西語は勉強中。イアンは日本で数年英語教師をしていて日本を良く知ってる。一度、思わず日本語の単語を混ぜて話して他三名に怪訝な顔をされた。『しょうゆ』って海外でもポピュラーだけど英語名は soy sauce。 チリ・ボリビア 国境間移動中の車窓から -- 右上の写真の手前の簡易舗装路を走ってく リカンカブール火山(南西から)(標高 5,916m) フリケス(南西から) リカンカブール(左) フリケス(右) ボリビア側 国境 -- 主道は真東へ伸びてるけど、ここから荒野を北上する。 イミグレ南方から北を見る(右手前方のボリビア領を行く) クリック!チャーリー、ジュリー拡大 イミグレ北側から南を見る こんな場所にキツネが …… て、拡大しないと見えないけど <ベルデ湖(LAGUNA VERDE)> エメラルド色の綺麗な湖。毒(鉱物-mineral)が豊富で生物が住まない。 南米旅行中ツアー・ガイドから「この湖はミネラルが豊富で生物が住めない」と良く聞いた。日本で「ミネラルが豊富」というと健康食品のイメージだが“mineral”とは日本語で『鉱物』の事。摂取ゼロだと健康上問題があるが必要量は一日mg単位。色鮮やかな水を飲むと即死する。 ベルデ湖(LAGUNA VERDE) 道標(左からフリケス,ラグーナ湖リカンカブール,サイレカブール) イアン <ダリの絵> 遠方に霞んで見える抽象画風の景色を指して ドライバーはサルバドーレ・ダリと言った。 高地を越えて来た人間二人とチリ側で話した。二人は「砂漠はもう充分だ」と言っていたが、この高地の砂漠は全然違う。LAGUNA VERDE はサン・ペドロのツアーで見てきたいくつもの湖と変わりなかったけれど、ダリの絵を想起させる風景や、群れ集うフラミンゴが間近に見られる湖はここ以外では経験した事がない。 <TERMAS(温泉)> というか日本では『地獄』と呼ばれる地形 温泉と 地獄と テンガロンハットの中国人・・・てか、俺 <昼食休憩> 夜の宿だっけ、ここ? 宿の裏手にオフロードバイク 宿の娘とボールで遊ぶイアン 宿の子供と <フラミンゴの群れ飛ぶ湖> 道の反対側 道が湖岸を巻いているのだが、湖の色と砂塵を巻き上げる四駆が印象的だった。この辺りの湖はエメラルドか煉瓦色なのだが、ここでは岸辺を取り巻く草地のベルトと煉瓦色の湖面と塩かグアノ(鳥糞)の堆積する小島がコントラストを成してまるで人工物のようだ。 本日はLAGUNA CORORADA泊(標高四千五百メートル) 恐れていたようにソローチェ(高山病)が出た。が、十四年前と較べると頭痛も軽い。対処もある程度できている。食べるのは控えていたのだが、それでも夕食前には吐気の出る直前程度になっていた。早めに床に着き、深呼吸して筋肉に力を入れて血流を促す。(この直後は頭痛が消える。)ジーパンの下にタイツを履いて上体もセーターの上にさらにジャケットを着て使い捨てカイロも貼った。御蔭で、これ程の高地のコンクリート打ち放しの宿の夜だが全然寒くない。十四年前のプーノ(ペルー:四千メートル)では睡眠に入って呼吸数が落ちると直ちに激しい頭痛に襲われ殆ど眠れなかった。あの晩は頭痛薬代わりに風邪薬を一晩で十数錠呑んだはずだ。──今回何日も掛けて四千メートル級に高度順応してきた甲斐があった。 前ページ 次ページ
チリ側の国境
ツアー会社 CORDILLERA は、予約時に英語ガイドが有るとの条件で選んだのに、ガイド兼運転手クリスピンは英語を喋らない。嘘つきめ!──が、幸いな事に同乗二カップル四人のうち三人が西語を喋る英語ネイティブ。もう一人も英語を喋る。一人はコスタリカ(西語圏)でガイドをしている程スペイン語が堪能な米人ジュリー。同僚がチャーリー(思わずスヌーピーの主人をイメージするけど、全然違って若いハンサムボーイ)。カナダ人イアン(英語圏)はカヤックのガイド&教師をしていて仏語・西語を喋る。サン(本当はもう少し長いインド名だけど憶えられず──仏語圏)も英語OK、西語は勉強中。イアンは日本で数年英語教師をしていて日本を良く知ってる。一度、思わず日本語の単語を混ぜて話して他三名に怪訝な顔をされた。『しょうゆ』って海外でもポピュラーだけど英語名は soy sauce。
<ベルデ湖(LAGUNA VERDE)>
エメラルド色の綺麗な湖。毒(鉱物-mineral)が豊富で生物が住まない。 南米旅行中ツアー・ガイドから「この湖はミネラルが豊富で生物が住めない」と良く聞いた。日本で「ミネラルが豊富」というと健康食品のイメージだが“mineral”とは日本語で『鉱物』の事。摂取ゼロだと健康上問題があるが必要量は一日mg単位。色鮮やかな水を飲むと即死する。
遠方に霞んで見える抽象画風の景色を指して ドライバーはサルバドーレ・ダリと言った。
本日はLAGUNA CORORADA泊(標高四千五百メートル) 恐れていたようにソローチェ(高山病)が出た。が、十四年前と較べると頭痛も軽い。対処もある程度できている。食べるのは控えていたのだが、それでも夕食前には吐気の出る直前程度になっていた。早めに床に着き、深呼吸して筋肉に力を入れて血流を促す。(この直後は頭痛が消える。)ジーパンの下にタイツを履いて上体もセーターの上にさらにジャケットを着て使い捨てカイロも貼った。御蔭で、これ程の高地のコンクリート打ち放しの宿の夜だが全然寒くない。十四年前のプーノ(ペルー:四千メートル)では睡眠に入って呼吸数が落ちると直ちに激しい頭痛に襲われ殆ど眠れなかった。あの晩は頭痛薬代わりに風邪薬を一晩で十数錠呑んだはずだ。──今回何日も掛けて四千メートル級に高度順応してきた甲斐があった。